空知管内を中心に炭鉱遺産の保存と活用などに取り組むNPO法人「炭鉱(やま)の記憶推進事業団」(岩見沢)が、ガイドなどを担う同NPO職員らの知識や経験を高める取り組みに力を入れている。
イベントやまちづくり活動を一手に担った創設時からの理事長、吉岡宏高さん=元札幌国際大教授=が昨秋亡くなったためだ。本年度はイベント参加者への対応力強化を狙いに同NPO職員が場数を踏むため、催しの数を増やした。さらに学識経験者によるまちづくり講座も開き、市民に対する「シンクタンク」としての活動も継続を図る。(北海道新聞)