原小「命のひまわり」 収穫した種をNPOに
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ヒマワリを育てて命の大切さを伝える啓発活動「命のひまわり 笑顔の種まきリレー」に取り組んだ原村原小学校は25日、啓発活動を進めるNPO法人「骨髄バンク長野ひまわりの会」に収穫したヒマワリの種を渡した。学校の花壇で栽培してきれいに咲かせた花から外した種を、児童代表が笠原千夏子理事長(49)=諏訪市=に手渡した。

骨髄バンクのドナー登録や献血の推進に取り組む同会は、2012年に白血病を発症し、実弟の骨髄移植で生還した笠原理事長が設立した。ヒマワリは闘病中の笠原理事長に生きる希望を与えた花。「ヒマワリのように前向きで真っすぐ命の大切さを伝えたい」と、県地域発元気づくり支援金を活用して22年度から種の配布を行っている。今年度は昨年7月、諏訪地方の全小中学校46校に計1万4000人分を届けた。(長野日報)

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