不要になった制服400点募る、岐阜・高山市のNPO
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岐阜県高山市のNPO法人「飛騨高山わらべうたの会」は、使わなくなった学校の制服を募り、ひとり親家庭など生活に不安を抱える家庭に譲る活動「めぐる制服プロジェクト」に取り組んでおり、市丹生川支所で制服譲渡会を開いた。

同活動は、新型コロナ禍で収入が減り、子どもの制服代を工面するのが難しい家庭を支援しようと、2021年ごろ始まった。同市の中学校12校と飛騨地域の高校7校の夏や冬の制服などを集め、希望する家庭に渡してきた。今回の譲渡会は、卒業式や高校の合格発表が終わったタイミングに合わせて行い、進学先が決まった新高校生らの17家族が訪れた。

会場には夏服や冬服など約400点が展示され、親子らが実際に制服を着てサイズを合わせながら、じっくり選んだ。(岐阜新聞)

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